
METALBASTARD Mako
【ZV-1使用比較】ライブ撮影が可能か? iPhone11 と HDR-MV1との比較検証 WildSide Tokyoで比較撮影(撮影距離7m)WildSide Tokyo 店長インタビュー付
更新日:2020年7月13日
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WildSide Tokyo に行ってきた
2020年6月26日(木曜日)
新宿WildSide Tokyoにて新発売となったVLOGCAM ZV-1の検証データを取りにやってきた
店長の高長さんから快い返事がもらえて実現したわけだが
撮影のみのWildSideは、はじめてのことで緊張しながらの来店💦
19時ちょっと過ぎて到着
挨拶をしてフロアへ
照明や機材などいろいろフロアにおいてて
普段何もないライブハウスの裏側をちょっと垣間見た感じ
机があったので
撮影機材やアクセサリを出し準備を開始
今回撮影に使うために
新宿のヨドバシカメラで3台のカメラ(本来は2台の照明)を
設置できる雲台を買ってきた
設置状態は写真のとおり

※ECM-XYST1Mを撮影し損ねた
こんな感じにセッティングして撮影を行った
撮影準備
BGMは
もちろんMETALBASTARDのCD
「暗黒軍団の侵攻 - Invasion of Dark troops」
を流してもらった
ステージ脇のPAモニターから流してもらったのだが
各機器の録音状態がバラバラになったため
動画を編集するときに同じレベルになるように調整をしたのは秘密www
撮影開始前にZV-1のモニターから覗くと


ZV-1モニターの撮影は iPhoneXR Max で行ったのだけど
iPhoneはやっぱり暗い💦
iPhoneのカメラはナイトモードだと綺麗に明る映るのだけど
普通に撮影すると暗い💦(仕様だと思うからしかたないかな💦)
設定内容は基本デフォルト
・iPhone11pro Max(4K60fps)
・HDR-MV1(Full HD 1080p)
なのだがVZ-1のデフォルト(XAVC HD)だと
画質に差がでるので
最高画質(XAVC S 4Kなど)に再設定している
【ZV-1の設定】
・記録方式:XAVC S HD → XAVC S 4K
・記録設定:30p60M → 30p100M
・画像サイズ:ファイン → エクストラファイン
ZV-1のモニターはすごく綺麗に表示しており
いろいろな内容が表示しているが
設定を理解していれば、問題ない感じがしてて良いと思う
【ここだけの話】
30数年前に一眼レフカメラ(Pentax SuperA)を扱っていたから
現代のミラーレスカメラの表示は驚くのだけど慣れると問題ないと思う
マイクのセッティング
撮影を開始しようとしたら1つ忘れていたものがあった
ECM-XYST1Mをセッティングしていなかった💦
セッティングするとこんな感じ

ZV-1にECM-XYST1Mを装着したときはちょっとダサい感じがあるのだけど
これが凄く良い働きをしてくれる(この状態で指向性0度)
見た目ではなく実用性で選んだのだけど
もともとあるブログにお勧めが載ってて仕様を確認したら
良さげだったので着けてみた!!
検証内容
さて検証するのだが
検証内容をいかにまとめてみよう
まずは撮影距離から
WildSide Tokyoのフロアのセンター最前から7m後方から撮影した

高さはフロアより170cmの高さで撮影
ちょっと高めではあるがカメラマンやミュージシャンの方が撮影する場合を想定して
高すぎず低すぎない高さを想定した(実際はもっと高く撮影している方が多い)
以上のことから撮影条件を以下にまとめる
【撮影条件】
・各機器デフォルト設定
・ZV-1は画質関連の設定を変更(4K30pなど)
・音はライブハウスのPAモニター(ステージ両サイドスピーカ)から出力
・照明は自動操作
・各機器は同じ場所から同時に撮影
・距離はセンター最前より後方7m
・高さはフロアより170cm
撮影条件を基本に4パターンの検証を行った
検証内容は以下のとおり

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■検証1
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全ての検証のベースとなる検証
【 各機器設定 】
・HDR-MV1(基準)
画角:広角120度
MP4:Full HD 1080p
音質:LPCM 2ch

・iPhone 11pro Max
画角:広角120度(0.5)
MOV:4K60fps
音質:ステレオ


・ZV-1+ ECM-XYST1
画角:広角
MP4:XAVC S 4K(4K30p)
音質:LPCM 2ch
(指向性0度)
======================
■検証2
======================
【 各機器設定 】
・HDR-MV1(基準)
画角:広角120度
MP4:Full HD 1080p
音質:LPCM 2ch
・iPhone 11pro Max
画角:広角120度(0.5)
MOV:4K60fps
音質:ステレオ
・ZV-1+ ECM-XYST1
画角:広角
MP4:XAVC S 4K(4K30p)
音質:LPCM 2ch
(指向性120度)
======================
■検証3
======================
【 各機器設定 】
・HDR-MV1(基準)
画角:広角120度
MP4:Full HD 1080p
音質:LPCM 2ch
・iPhone 11pro Max
画角:広角120度(0.5)
MOV:4K60fps
音質:ステレオ
・ZV-1+ ECM-XYST1
画角:広角
MP4:XAVC S 4K(4K30p)
音質:LPCM 2ch
(オリジナルマイク)
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■検証4
======================
【 各機器設定 】
・iPhone 11pro Max
画角:広角120度(0.5)→
望遠(1.5)
MOV:4K60fps
音質:ステレオ
・ZV-1+ ECM-XYST1
画角:広角 → 望遠
(70mm相当)
MP4:XAVC S 4K(4K30p)
音質:LPCM 2ch
(指向性0度)
この設定で画質や音質を検証する
検証の実際の内容について
Youtubeに動画をアップしてますのでご覧ください。
距離7mからの検証結果
検証の結果をまとめてみよう
まずは撮影条件のおさらいから
【撮影条件】
・各機器デフォルト設定
・ZV-1は画質関連の設定を変更(4K30pなど)
・音はライブハウスのPAモニター(ステージ両サイドスピーカ)から出力
・照明は自動操作
・各機器は同じ場所から同時に撮影
・距離はセンター最前より後方7m
・高さはフロアより170cm
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■検証1
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■HDR-MV1(基準)
音圧があり音質も良い感じ
低音も音の太さもしっかり出ていてメタルって感じがする
単一指向性マイク 120度XYステレオ方式の構造なので
収録音のデッドポイントが少ない仕様だからだと思う
画角が120度もあるのでステージが十分入ることが分かったが
奥行が
■iPhone 11pro Max
HDR-MV1よりクリアな音質があり良い感じ
低音や音の太さはHDR-MV1がある感じ
HDR-MV1より臨場感があり良い感じ
ただ、若干ヘッドフォンで聞くと音が左に寄っている
理由は分からないが録音時の設置方法の問題か
構造上の問題なのかもしれない
■ZV-1+ ECM-XYST1
iPhoneよりクリアな音質があってびっくり
低音や音の太さはHDR-MV1がある感じ
指向性0度のため中央に音が寄っているが
左右にバランスがとれて聞こえてきた
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■検証2
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■HDR-MV1
検証1と同じ
■iPhone 11pro Max
検証1と同じ
■ZV-1+ ECM-XYST1
検証1と比べ臨場感が大きくなった
指向性120度だと臨場感が大きくなるのね
音質はさらにクリアな感じがして
細かい音も拾える感じがする
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■検証3
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■HDR-MV1
検証1と同じ
■iPhone 11pro Max
検証1と同じ
■ZV-1
指向性0度と指向性120度の中間の臨場感
クリアな音質は ECM-XYST1で録音した音とと変わらない
ただ、マイクの構造上の問題と思われるが
指向性0と指向性120度に比べ音が痩せて聞こえてくる
低音の太さもなくバスドラムの音が・・・
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■検証4
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■iPhone 11pro Max
望遠(1.5)までズームしていくと画質が荒くなっていくことが分かった
また、広角(0.5)の時は臨場感があったが、望遠(1.5)に近づけると
音が指向性が働き中央へ絞られることが分かった
【補足】
広角(0.5)から画撮影を開始しズームしていくと
望遠(1.5)までしか拡大しない
標準(1.0)からだと望遠(3.0)まで拡大するのが分かった
■ZV-1+ ECM-XYST1
ズームをしても画質は落ちずスムーズにズームしてくれる
ことも分かった
また、望遠にしても音質は変わらず臨場感もそのままだった ただ、ズーム操作は少しやりずらかった(使い方による)
構造上の問題でもあるが ZV-1でズームをするなら
シューティンググリップ(GP-VPT2BT)を使うと便利
結論(考察)
ZV-1はライブハウスでの撮影に使用できるのか?!
結論は使用できると判断
理由は
音質も変わらず、ズームをしても画質は落ちず
据え置き撮影なら7mからの撮影でも十分にステージが撮影できると判断できる
また、ステージの幅がかなり広いとステージが入らない場合などもあるが
普段使っているライブハウスで広いステージのものは
なかなかないと思われる
ゆえに
ZV-1はライブ撮影ができると判断する
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【考察補足】
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スマフォとZV-1を組み合わせることで
画質も4Kレベルとなることと
据え置きの撮影だけでなくステージ上の各場所で撮影ができるため
(数の問題もあるが💦)
数か所の映像で演奏動画の内容がMVっぽく作れる(編集できる)と思われる
音声の問題は基本的にライブハウスのラインの音を使用することを考えれば
クオリティはかなり上がると思われる
WildSide Tokyo 店長インタビュー
今回の検証に場所を提供していただいたWildSide 店長 高長さんに
インタビューを受けていただいた
毎年記念ライブを開催しているライブハウス
そしていつも良くして頂いているライブハウス
ほんとにお世話になっております
今回のインタビューでは
ライブハウス(WildSide Tokyo)の現状
今後のWildeSideについて
の内容を載せてます
是非最後まで見て頂ければ幸いです
今回のYoutubeで少しでもWildSide Tokyoの宣伝が
できれば思います
最後に
個人的な感想だが
久しぶりのカメラ購入
一眼レフ時代からいろいろ変わったところが多く
とまどいもあり